確定拠出年金、運営管理機関の資料はどんな風?
WEBサイトから確定拠出年金の資料請求をすると、1週間程度ですべての運営管理機関の資料がそろいました。
中身は、大きく言うと以下のものが入っています。
- 確定拠出年金の説明資料
- 商品の説明資料
- 申し込み用書類
SBI証券
資料請求してから3日後に到着。
確定拠出年金の説明資料は薄いが、わかりやすくコンパクトにまとめられている。
商品の説明資料は、「基礎編」と「運用編」に分かれている。
運用成績の日付:資料請求の2ヶ月前末
SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)
スルガ銀行
資料請求してから5日後に到着。
確定拠出年金の説明資料は、運用や資産計画の立て方にも触れている。
商品の説明資料は、「運用商品ラインナップ」「説明編」「実績編」に分かれている。
運用成績の日付:資料請求の1ヶ月前末
将来にそなえる 保険、確定拠出年金|スルガ銀行
琉球銀行
資料請求してから5日後に到着。※2009年6月に追加請求
確定拠出年金の説明資料は、年金や運用の基礎知識にも触れている。
投資信託や株式・債権についても説明していて、とても丁寧。
商品の説明資料は、「商品ガイド」「データ集」に分かれている。
「データ集」が薄く、運用成績も最大3年前までしか掲載していないので判断しづらい。
運用成績の日付:資料請求の3ヶ月前末
確定拠出年金 琉球銀行
資料を比較した感想
SBI証券の資料が「確定拠出年金」に絞って説明しているのに比べて、スルガ銀行・琉球銀行は前段階の年金・投資・資産運用といったことにも触れていました。
証券会社は普段、投資に慣れている人を相手にしているので、基礎的な説明が必要とは思わなかったのかもしれません。
資料請求したので、少しは営業的な電話がかかってくるのかと思いましたが、一切ありませんでした。
確定拠出年金は、運営管理機関が加入者に運用商品を勧めることが禁じられていますが、運営管理機関選びの段階でも積極的な営業が禁じられているのでしょうか?
それはさておき、いよいよ資料を比較して運営管理機関を決めるぞ!と思ったのですが、各社で運用成績のデータをとった日付が違う・・・。
結局、モーニングスターのデータで比較することにしました。
とはいえ、商品の信託報酬やその他の条件などは、資料が手元にないと確認できません。
また、投資信託は似たような名前が多いので、違う商品のデータを見ていたら大変です。
手元の資料とモーニングスター上のデータが合っていることを確認しながら、比較していくことにしました。
- 前の記事:
- 確定拠出年金の資料を貰いに行ってみました
- 次の記事:
- 確定拠出年金の運用商品を自力で選ぶ!