確定拠出年金のポートフォリオは?運用商品の割合を決めよう
投資するか・しないかを決める
運用商品を決めるときには、合わせて運用スタイルを決める必要があります。
運用スタイルとは要するに、「どのくらい投資するか?」ということです。
確定拠出年金には、選択肢の中に必ず、掛金が減らない預金や保険商品などの「元本保証型」の運用商品が含まれています。
ですから、投資を全くしないことも可能なのです。
投資するか、しないか。
損をする可能性があっても大きく増やしたいか、資産を一円も減らしたくないか。
投資には、単純にお金が減るリスクだけではなく、
- お金の運用のことを考えなくてはならない
- お金の増減によるストレス
なども発生してきます。
また、投資の度合いによって、どの運営管理機関を選ぶべきかも変わってきます。
元本保証型商品を中心にするなら、元本保証型商品の利率が良い運営管理機関がいいですし、投資信託にチャレンジするなら、投資信託にかかる信託報酬が安い運営管理機関が魅力的です。
大切なことなので、よーく考えましょう。
運用商品の割合(ポートフォリオ)を決める
投資することを決めたら、どの運用商品に何割ずつ投資するかを決めて、投資のリスクを調整します。
どれを何割にするかという投資の組み合わせを「ポートフォリオ」と言います。割合は、年齢やリスクをどのくらいとれるかによって決めます。
一般的に、若い時はリスクを高くして冒険しながら(できれば)大きく増やし、高齢になったらリスクを低くすることが推奨されています。
若いうちは損害を被っても、長い投資期間中に取り戻せる可能性がありますが、年をとってからだと難しいからです。
ポートフォリオは、金融機関などが例をあげていますので、そちらを参考にしてください。
一例として、スルガ銀行のポートフォリオ(モデルプラン)をリンクしておきます。
上のページの質問に答えると、下のページのおすすめのモデルプランがわかります。
確定拠出年金(401K)参考資料 4つの質問|スルガ銀行
確定拠出年金(401K)参考資料 モデルプラン|スルガ銀行
なお、運用商品の割合を決めるときには、確定拠出年金の掛金だけに限らず、他の貯金や年金も合わせて考えましょう。
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