確定拠出年金のメリット
確定拠出年金のメリット
1所得税・住民税が安くなる
所得税・住民税は、給与や事業所得といった「所得」の金額で決められます。確定拠出年金の掛金は社会保険料控除となり、「所得」から差し引かれるので、その分、所得税・住民税が安くなります。
2運用利益は非課税
一般の投資信託の場合、運用利益に20%の税金がかかりますが、確定拠出年金では非課税です。
3受け取る時に退職所得控除される
一般の私的年金の場合、受け取る時に所得税がかかりますが、確定拠出年金では控除されます。
控除には、年金として受け取る場合の「公的年金等控除」と、退職金として受け取る場合の「退職所得控除」があります。
詳しく知りたい方は、国税庁のHPをご覧ください。
公的年金等控除/退職所得控除
4運用次第で、年金が増える
確定拠出年金の掛金を預ける運用商品は、定期預金や投資信託などがあり、最低3つ以上の運用商品から選べるようになっています。
その中の1つは掛金が保障される「元本保証型」が用意されていますので、投資なんてしたくない!という方も安心です。
どの運用商品を選ぶかは自分次第なので、上手に投資すれば、将来受け取る年金を増やすことができます。
5離職・転職のときに持ち運べる
企業型の確定拠出年金に加入している場合、転職した場合は次の会社の企業型年金に、退職した場合は個人型確定拠出年金に持ち運ぶことができます。
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